日大選手を非難して気持ち良くなっている者を斬る

スポーツをまるで超健全で一切のしがらみから解き放たれた存在と前提するツイートがゾロゾロ流れてきて憤りを感じた。彼らはスポーツで苦しんだ経験が無いに違いない。

 

スポーツ人生において試合に出れないということが如何に致命的か。努力の成果を発揮する機会すら与えられないことの苦しみ、レギュラー陣に対する劣等感、友人家族からの期待に応えられない悲しみ。チームの役に立っていない自分の存在意義を疑い、精神は日々蝕まれていく。

 

「試合に出ることだけが全てじゃない」とぬかす者、いやそういう問題では無いのだ。試合で活躍する日を夢見てがむしゃらに努力している人間にそんな残酷な"戦力外通告"を与えるのか?このスーパークレイジーサイコが。

 

本気で苦しんでいる選手にとって、試合に出れないということは死んでいることと同義なのだ。

試合に出るためなら、何だってする。声を出し、練習準備や仕事を率先してこなし、意欲をアピールする。だが悲しいかな、高レベルの試合においてそのような情けで出場選手を選び戦うなど言語道断。それは実力のある選手に対する侮辱である。

 

そんな中ようやくやってきたチャンス。この天啓は一つの指示とともにあった。

 

「あの選手にタックルしてこい」

 

いや、やるでしょ。多少良心が悩むけどベンチで死んでいる日々から解放されグラウンドを走り回れる快感はオナニーですら太刀打ちできない。

 

反則行為であるという事実は間違い無いからそこを叩くのは構わない。だが1人の人間が選手生命を脅かされる(実際アメフトを辞めると語っている)リスクを鑑みてなお覚悟あるラフプレーをかました背景を、貴方は想像しましたか?

スポーツって本気でやればやるほど泥臭く血生臭いものでは無いでしょうか?(これはやった経験無いとまずわからないし全ての選手が通る道でも無い)

 

綺麗事まみれの理念だけでスポーツを語らんで欲しい。