クソ記事:同期飲みの乾杯の音頭

 

 私は友人宅やバーで友人と盃を交わす際にしばしば乾杯の音頭を取る。

 各々の掲げたグラスには持ち寄った良質なアルコール飲料が注がれており、

 

『資本主義に!』

 

 の号令でカランと乾いた声を放つ。

 

 この言葉に込められた意味を語ろう。

 

 まずこの乾杯の音頭はアレクサンドル・レオノヴィッチ・グラーニン(〜1964)というソ連の科学者が合衆国からの使者に対し放った言葉をリスペクトしたものであるが、ただマネをしているワケではない。

 私は九州で育ち、今も九州に腰を据えている。

 そして関東圏に対し対抗心を抱いている。大した勉強もしなかった同級生らがその経済力を以って首都圏のよくわからぬ大学に入学するという行為は、私の育った環境からして糾弾すべき対象であった。(自称進学校の出なので首都圏のお勉強できる大学へ行った友人が少ないという事情があるのだが)首都圏の大学へ行った友人にいい印象を持てないのだ(完全なる主観的・排他的主張)。

 

  私は彼らを揶揄する意味で、関東圏のことを「東側諸国」と呼んでいる。つまりここ九州の地は「西側諸国」というわけだ。

 

 東側の共産主義の魔の手に心を許さず、九州という資本主義を捨てなかった友人らへの敬意を込め、毎週のように我々は盃を交わしているというわけだ。

 

 『資本主義に!』

 「「「資本主義に!」」」

 

今夜もまた、我らのグラスが気持ち良さそうに鳴いた。